創作小説…フコイダンの疑惑

彼女が言う新聞の記事は

 彼女が言う新聞の記事は、大きな見出しで『殺人鬼』と出ていた物だ。広島市東区の商店街でマンションに住む二十三歳の独身女性が頭を鉈のような刃物で殴られて殺され、遺体には殺害後に胸部を鋭利な刃物で切り取られたような跡が残っていた。と書いてある。

 その後に続けて、残忍な殺害方法とその遺体に残っている跡、犯行現場がその彼女の部屋である事、物色された形跡がなく、抵抗した様子もない。その事から、知り合いの人物による怨恨の殺人と出ていた。

 警察の発表によると、死亡推定時刻は平成十五年七月五日土曜、早朝三時頃。翌日の七月六日午前十時頃、友人によって発見された。と書かれていた。凶器は見付かっておらず、頭に残された傷跡から斧の可能性もあると見て部屋の中にその凶器が残っていないか、もしくは付近に捨てられていないかを捜索している。

 とも書かれていた。それ以外にも記事には、警察では殺害された時間帯に、その付近で不振な人物を見かけた人がいないか、近所の住民に対して聞き込みを始めた。とあるが、有力な情報は解かっていない。と本当の警察の仕事振りが書かれていた本来ならその事件性からいってもに続く。